第105回看護師国試を終えて!これからの国試のあり方とは?
第105回国試を終えて!今後の国試のあり方とは?
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さまざまな専門家がこれから看護師は溢れてくる!
と言っていますが、実際はどうなんでしょうか?
これから看護師は余ってくるのは間違いない・・・
2025年問題にもあるように
これから爆発的に高齢者が増えていくため
今まで以上に看護師や介護士の受容は高まっていきますが
それ以降は、人口そのものが減っていきます。
その為、いつからかはわからないが
看護師国家試験は、看護師を確保するための資格試験ではなく
質の高い(成績が良い)看護師を持てめてくるはず
そうなれば必然的に国試のレベルは上がっていく事が予想されている。
その証拠に年々国試の難易度は上がっており複雑になってきている。
しかし、勉強が出来るだけの看護師は、患者さまに悪影響を及ぼす可能性がある
看護師としての最低限の知識は必要ではあるが
それよりも現場では、心身ともに喪失している患者さまと向き合うため
知識以上にコミュニケーション能力などが重要になる事も多々ある。
看護学生が国家試験を受験するためには
看護学校での必要最低限のカリキュラムをクリアしなければならない。
最近では、実習の質、必要以上に学生が守られている環境などが
問題になっている事がある。
個人的には、昔ながらの実習が良いとは思いませんが
教員があまりにも保護的にフォローをしている体制にも疑問があります。
ある研修で、講師の方が看護学校のシステムの
あり方そのものに対して疑問をぶつけていました。
看護学校の教員が講師の方に質問をしていました。
『私達は学生に実習中は最低3時間は睡眠をとるように言っている』
『どうしても睡眠が取れない生徒はどうすればよいでしょうか?』
講師の方は・・・
『睡眠の時間が確保できない教育システム、看護師の世界そのものがおかしいのでは?』
と返答されていましたが、その通りだと思います。
朝から夕方まで患者さんのそばで実習をして
自宅に帰ったら寝れない程のレポートを毎日書き続ける・・・
今の詳しい現状は分かりませんが
私が学生だった10年以上前の実習では
寝れないのが当たり前でした^^;
巻物のような関連図を書かせる教員がいたり
『根拠・根拠・根拠・・・』と学生いじめなのか
どんなにレポートを書いていっても何度も突き返され
吐きながら実習をしていた学生もいました。
このような教育が良い訳がありません!
これからの看護の世界そのものを変えていかなければいけないですね。
もちろん、すぐには変わる事はありませんが・・・
このような事からも、これからの国家試験問題も
年々変化していくはずです。
質の高い看護師を育成するためにはどのような
問題を出題すれば良いのか?という事が問われていくはずです。
国は、簡単に全国の看護学校の質を上げる方法を知っています!
国試の難易度を上げる事です。
簡単に質を上げるためには、国試の難易度を上げれば
良いのですが、最低限の看護師の確保はしなければいけないため
毎年、微妙に安易度を上げ質の向上を図っているのだと思います。
一度にしてしまうと看護師不足に影響が出てしまいます・・・
これから、看護師国家試験は確実に難易度が上がっています。
以前から国試に英語が導入されるという話もあっています。
グローバル社会を見据えるとあってもおかしくない事だと思います。
国試合格率の低い看護学校は潰れ
優秀な生徒が集まる看護学校だけが生き残る時代が来るはずです。
第106回看護師国家試験
第107回看護師国家試験がどうなっていくのか?
第150回看護師国家試験ではどんな事が問われる事になるのか?
これから看護師国家試験を受験をする学生さんは
どんなに国試の準備をしても損をする事はありませんし
看護師になってからの基礎の知識になるだけです。
国試に受かるための学習ではなく
臨床でも活用出来る知識を増やせるように頑張って下さい!
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