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看護師国家試験の必修問題は本当に午前の25問と午後の25問!?

必修問題は本当に午前の25問と午後の25問!?


【質問】

第104回の看護師国家試験を受験するものです。
国家試験まで時間がなくなってきていて焦っています。
どんな勉強をすれば良いのか?
今やっている勉強法でいいのか?と日々迷いながらも
やるしかないという思いでひたすら問題を解いています。


問題集などで国試の時間割をみて気になった事があるので質問です。
時間割の下に小さな字で※印に『どの問題が必修問題なのかは』
公表されていないため問題の難易度から推測したものです。』
と書かれているのを見て少し不安になりました。


看護学校の先生も普通に午前の始めの25問と午後の始めの25問が
必修問題だと言っていますし、その文章を見つけるまでずっと
そう思っていました。

実際はどうなんでしょうか?



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【回答】

看護師国家試験の時間割は一般的に以下のようになっていると思います。

【看護師国家試験の時間割】

[check]午前:2時間40分
必修問題25問
一般問題65問
状況設定問題30問


[check]午後:2時間40分
必修問題25問
一般問題65問
状況設定問題30問


看護師国家試験は、このように全240問で構成されており
試験は、午前と午後で分かれています。


誰もが何も疑わずこのように思っているとは思いますが
実は、厚生労働省はどの問題が必修問題なのかを明示していません。
という事は、必ずしも午前の始めの25問と午後の始めの25問が
必ず必修問題ではないかもしれないという事です。
あくまでも過去の問題を参考に予想されているにすぎません。


必修問題が導入された当初50問ではなく30問でした。
30問の時代は、午前の始めの30問が必修問題だったと推測されています。
そして、必修問題は、30問から50問に変わる事は厚生労働省からの
発表でわかっていましたが、その当時、誰もが始めの50問が
必修問題だと思い看護師国家試験に臨みました。


しかし、多くの受験生は受験中にパニックに陥ってしまいました。


なぜだかわかりますか?


それは、25問までは必修問題だったため簡単だと感じていましたが
26問目から急に難しくなったからです。
始めの50問が必修問題だと思いこんでいるから当然です。
多くの受験生が「もうダメだ・・・これでは8割取れてない」と感じたはずです。


そして、最悪の事が起きたのが午前の国試が終わった昼休みです。


受験生が突然泣き出し、必修が8割取れなかったと思い
受験を放棄して帰る人が現れたのです・・・


今は、過去問の前例があるため午前と午後に必修問題が分かれているのが
わかっているので何も感じないかもしれませんが
初めて50問制が導入された国試では、このような事が起きていたのです。


この前例を考えるとこれからの国家試験が必ずしも
午前と午後に分かれてあるとは限らない可能性もある事を
知っておいた方がいいと思います。


完全4択問題だった国家試験も5択問題が導入されたり
選択肢の全てが正解で優先順位を選ばせたりする問題が増えてきている事を
考えても年々難易度は上がっているのは明らかです。


これからどうなるかはわかりませんが、
もしかしたら必修問題と一般問題が
全てランダムに構成される事があるかもしれません。


看護師国家試験に絶対にないのでどんな状況でも
うろたえずに対処できるように心づもりだけはしておいた方がいいと思います。


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