看護学生が苦手な解剖生理!41話:感覚器・その他
看護学生が苦手な解剖生理
41話:感覚器・その他
嗅覚
嗅覚は、鼻の中に嗅細胞が1億個ある
嗅部にある嗅細胞により臭いをキャッチして
嗅糸球を経由して僧帽細胞が更に嗅索へ伝える。
そして嗅索から脳へと伝わる事で臭いを感じている。
味覚
味覚は、舌の味蕾によって感じている
舌の先:甘み
舌先の少し奥:塩味
舌の両側:酸味
舌の奥:苦み
味覚は、記憶とも関係しており
すっぱいものを見ると唾液が出るのは記憶の影響
苦みが舌の奥で感じるのは、危険なものなどでも
奥であれば必ず通る為に奥に苦みを感じる場所となっている
【舌にある乳頭の種類】
有郭乳頭(ゆうかく)
葉状乳頭(ようじょう)
茸状乳頭(じょうじょう)
糸状乳頭(しじょう)
皮膚感覚
皮膚には、皮膚分節があり脊髄によって
担当する場所が決まっている
触覚
圧覚
※触覚や圧覚は、顔や手足に多くある
(マイスネル・ルフィニ・クラウゼ・パチニ)
温覚
冷覚
※温覚や冷覚は、約10℃~45℃くらいの温度を感じている
痛覚
※10℃以下や45℃以上の温度は、痛覚として感じる
痛覚と生きる上でとても重要な感覚で無痛症では痛みを感じないため
例えば骨折をしていても動いてしまうため治療にも影響を及ぼします。
逆に痛みが強すぎる場合などでは、視床下部からβエンドルフィン(脳内麻薬)
が出て痛みを和らげる働きをする事もある。
皮膚は、皮膚感覚の他に体内にも感覚器がありその感覚器を
深部感覚という。皮膚感覚と深部感覚を合わせて体性感覚という。
内臓感覚
口渇や空腹を感じると副交感神経によって脳へと伝わる
尿や便を催した時は、排尿反射や排便反射の自律神経反射によって脳へと伝わる
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解剖生理学とは?
看護師にとって解剖生理は必要なのか?
私は、看護師になって患者さんのために頑張る!
と言っても患者さんとしっかり向き合い
援助をするためには基本である解剖生理をしっかり
把握しておかなければ根拠を持って援助が出来ません。
多くの看護学生から解剖生理が苦手・・・という事を良く聞きます。
解剖生理は覚える事は多いし、覚えられないと
投げ出したくなる事もありますが
玉先生のアニメで少しでも苦手な意識を変えましょう!
看護師は根拠が必要!!
※玉先生のアニメ動画は許可を頂いて掲載しています!
とってもわかりやすい動画を作ってくれた玉先生に
感謝の人ことをお伝え下さい^^
ナースフォローは、WEB玉塾の活動を応援しています!
看護学生が苦手とする解剖生理とは?
1.細胞
2.皮膚と膜
3.血液
4.循環系
8話:心臓のしくみ
9話:血管丸暗記大作戦
10話:静脈と胎児循環
11話:リンパ系
5.呼吸器系
12話:上気道
13話:下気道
14話:呼吸のポイント
15話:呼吸の調節
6.消化器系
16話:食べるシステム+ダイエット
17話:消化器
18話:肝臓胆嚢膵臓
19話:3大栄養素
7.泌尿器系
8.内分泌系
22話:内分泌(脳みそ)
23話:内分泌(甲状腺と膵臓)
24話:内分泌(副腎とその他)
9.生殖器系
25話:生殖器(男性編)
26話:生殖器(女性編)
27話:出産
10.骨格系
28話:骨格の基本
29話:骨格(脳と背骨)
30話:骨格(胸と手足)
31話:関節
11.筋系
12.神経系
34話:神経のしくみ
35話:中枢神経
36話:末梢と自律神経
37話:さあかであんリズム
13.感覚器系
38話:感覚器・視覚
39話:感覚器・聴覚
40話:JCS
41話:感覚器・その他
14.免疫系
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