看護学生が苦手な解剖生理!15話:呼吸の調節
看護学生が苦手な解剖生理
15話:呼吸の調節
呼吸の調節の仕方
【呼吸のチェック機能】
呼吸のチェック機能には、肺伸展受容器があり
肺が膨らむとへリングブロイエル反射というしぼもうとする反射が働く
その他の呼吸のチェックをしているのが
頸動脈小体や大動脈小体があり、酸素が足りなければ
吸うよう指示をしている。
水素濃度をチェックしている中枢化学受容器などもある
※詳しくはアニメで確認して下さい。
【呼吸の指示機能】
呼吸の調節は、延髄の呼吸中枢で呼吸数や呼吸の深さなどの
管理が行われている。
【呼吸の対応機能】
延髄から出された運動刺激は、肋間神経や横隔神経に伝わり
肋間筋や横隔膜が動き呼吸が行われている。
【呼吸調節が上手くいかないと起こる症状】
頻呼吸(24回/分)
発熱や肺炎、呼吸不全などで起こる
徐呼吸(12回/分)
麻酔などによる影響で起こる
無呼吸
(呼吸をしていない状態)
睡眠時無呼吸症候群などがある
過呼吸
(過剰に呼吸をしている状態)
過換気症候群
ビオー呼吸
(リズムがむちゃくちゃになる呼吸)
脳腫瘍、髄膜炎、脳外傷、頭蓋内圧亢進、
延髄の疾患などでみられる呼吸
チェーンストークス呼吸
(呼吸が速くなったり遅くなったりする呼吸)
脳腫瘍、脳外傷、脳出血、尿毒症、心不全、
アルコール中毒などでみられる呼吸
クスマウル呼吸
(大きい呼吸が続く状態)
尿毒症性昏睡、糖尿病性ケトアシドーシスなどでみられる呼吸
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解剖生理学とは?
看護師にとって解剖生理は必要なのか?
私は、看護師になって患者さんのために頑張る!
と言っても患者さんとしっかり向き合い
援助をするためには基本である解剖生理をしっかり
把握しておかなければ根拠を持って援助が出来ません。
多くの看護学生から解剖生理が苦手・・・という事を良く聞きます。
解剖生理は覚える事は多いし、覚えられないと
投げ出したくなる事もありますが
玉先生のアニメで少しでも苦手な意識を変えましょう!
看護師は根拠が必要!!
※玉先生のアニメ動画は許可を頂いて掲載しています!
とってもわかりやすい動画を作ってくれた玉先生に
感謝の人ことをお伝え下さい^^
ナースフォローは、WEB玉塾の活動を応援しています!
看護学生が苦手とする解剖生理とは?
1.細胞
2.皮膚と膜
3.血液
4.循環系
8話:心臓のしくみ
9話:血管丸暗記大作戦
10話:静脈と胎児循環
11話:リンパ系
5.呼吸器系
12話:上気道
13話:下気道
14話:呼吸のポイント
15話:呼吸の調節
6.消化器系
16話:食べるシステム+ダイエット
17話:消化器
18話:肝臓胆嚢膵臓
19話:3大栄養素
7.泌尿器系
8.内分泌系
22話:内分泌(脳みそ)
23話:内分泌(甲状腺と膵臓)
24話:内分泌(副腎とその他)
9.生殖器系
25話:生殖器(男性編)
26話:生殖器(女性編)
27話:出産
10.骨格系
28話:骨格の基本
29話:骨格(脳と背骨)
30話:骨格(胸と手足)
31話:関節
11.筋系
12.神経系
34話:神経のしくみ
35話:中枢神経
36話:末梢と自律神経
37話:さあかであんリズム
13.感覚器系
38話:感覚器・視覚
39話:感覚器・聴覚
40話:JCS
41話:感覚器・その他
14.免疫系
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