看護学生が苦手な解剖生理！１１話：リンパ系

看護学生が苦手な解剖生理

１１話：リンパ系

【リンパ管】

リンパ管は、内皮細胞で覆われており
リンパ管の中にはリンパ球が流れている。
（成人のリンパ流量は約２～４Ｌである）
そして、リンパ管は血管と同様に体中に広がっており
動脈と平行にあり流れは逆になっている。

リンパ管には弁があるため一方向にしか流れない。

リンパ管もたくさん集まり集合する太いものもある。
平滑筋に包まれると血管と同じように交感神経によって
太さの調節が行われるようになる。

そして、最終的に胸管や右リンパ本幹くらい太くなると
鎖骨下静脈と頸静脈の合流地点である静脈角に繋がる。

リンパ管には、ところどころにリンパ節というコブのようなものがあり
輸入リンパ管から異物や細菌を取り込み食作用や抗体によって
無力化して輸出リンパ管から排出する働きがある。

リンパ管が腫れているというのは
細菌などの異物を除去するためにリンパ球などが
集まっているため腫れる事がある。

リンパ節が多い場所は、腋窩や鼠径部などの四肢の付け根や
腹部の内臓領域、頸部に多く存在している。

腸管で吸収された脂質はリンパ管に入っていき
乳び色という白濁となる。

解剖生理学とは？

看護師にとって解剖生理は必要なのか？

私は、看護師になって患者さんのために頑張る！
と言っても患者さんとしっかり向き合い
援助をするためには基本である解剖生理をしっかり
把握しておかなければ根拠を持って援助が出来ません。

多くの看護学生から解剖生理が苦手・・・という事を良く聞きます。
解剖生理は覚える事は多いし、覚えられないと
投げ出したくなる事もありますが
玉先生のアニメで少しでも苦手な意識を変えましょう！

看護師は根拠が必要！！

※玉先生のアニメ動画は許可を頂いて掲載しています！
とってもわかりやすい動画を作ってくれた玉先生に
感謝の人ことをお伝え下さい＾＾

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