看護学生が苦手な解剖生理!酸・塩基平衡
看護学生が苦手な解剖生理!酸・塩基平衡
医療基礎科学3話:酸と塩基
多くの看護学生が苦手とする【酸・塩基平衡】のアニメ動画を
玉先生が分かりやすく解説!!
これを見れば苦手な【酸・塩基平衡】が分かる!!
体内の酸・塩基(アルカリ)の強さは0~14で表現されており
7が中性で0~7までを酸性
7~14までをアルカリ性として表す
体内はph7.4±0.05に保たれている
phが7.4から0に近づけば酸性(アシドーシス)になる
phが7.4から14に近づけばアルカリ性(アルカローシス)になる
体内のphは、肺や腎臓による代償作用によって一定に保たれている
肺では、酸素(アルカリ性)を取り込んだり
二酸化炭素(酸性)を排出する事によってphを調整している
腎臓は、H+(酸)の排出やHCO3⁻(アルカリ性)の
再吸収によってphを調整をしている
このような体内のphを調整している事を酸・塩基平衡という。
呼吸性アシドーシス
呼吸をしなかったら体内の二酸化炭素(酸性)が増えると
体内が酸性になり呼吸性アシドーシスになる
【呼吸性アシドーシスになりやすい疾患】
肺気腫
気管支喘息
CO2ナルコーシス
睡眠時無呼吸症候群
呼吸性アルカローシス
呼吸をし過ぎたら酸素(アルカリ性)が増え過ぎて
体内がアルカリ性になり呼吸性アルカローシスになる
【呼吸性アルカローシスになりやすい疾患】
過換気症候群(過呼吸)
代謝性アシドーシス
下痢が続けば腸内の水分や電解質(アルカリ性)が出て
酸性になるため代謝性アシドーシスになる
【代謝性アシドーシスになりやすい疾患】
下痢
腎不全
糖尿病ケトアシドーシス
乳酸アシドーシス
代謝性アルカローシス
嘔吐が続けば胃酸(酸性)がたくさん出るため
体内がアルカリ性になるため代謝性アルカローシスになる
【代謝性アルカローシスになりやすい疾患】
嘔吐
※利尿薬の投与などによっても代謝性アルカローシスになる事がある
スポンサーリンク
解剖生理学とは?
看護師にとって解剖生理は必要なのか?
私は、看護師になって患者さんのために頑張る!
と言っても患者さんとしっかり向き合い
援助をするためには基本である解剖生理をしっかり
把握しておかなければ根拠を持って援助が出来ません。
多くの看護学生から解剖生理が苦手・・・という事を良く聞きます。
解剖生理は覚える事は多いし、覚えられないと
投げ出したくなる事もありますが
玉先生のアニメで少しでも苦手な意識を変えましょう!
看護師は根拠が必要!!
※玉先生のアニメ動画は許可を頂いて掲載しています!
とってもわかりやすい動画を作ってくれた玉先生に
感謝の人ことをお伝え下さい^^
ナースフォローは、WEB玉塾の活動を応援しています!
看護学生が苦手とする解剖生理とは?
1.細胞
2.皮膚と膜
3.血液
4.循環系
8話:心臓のしくみ
9話:血管丸暗記大作戦
10話:静脈と胎児循環
11話:リンパ系
5.呼吸器系
12話:上気道
13話:下気道
14話:呼吸のポイント
15話:呼吸の調節
6.消化器系
16話:食べるシステム+ダイエット
17話:消化器
18話:肝臓胆嚢膵臓
19話:3大栄養素
7.泌尿器系
8.内分泌系
22話:内分泌(脳みそ)
23話:内分泌(甲状腺と膵臓)
24話:内分泌(副腎とその他)
9.生殖器系
25話:生殖器(男性編)
26話:生殖器(女性編)
27話:出産
10.骨格系
28話:骨格の基本
29話:骨格(脳と背骨)
30話:骨格(胸と手足)
31話:関節
11.筋系
12.神経系
34話:神経のしくみ
35話:中枢神経
36話:末梢と自律神経
37話:さあかであんリズム
13.感覚器系
38話:感覚器・視覚
39話:感覚器・聴覚
40話:JCS
41話:感覚器・その他
14.免疫系
スポンサーリンク